テキストテンポ / V63 GUIDE

10本タバコ
取り付け・位置調整ガイド

アバター本体は付属しません。手・口・腰の位置は、ご使用のアバターに合わせてUnityで調整してください。

PCデスクトップ版 V63向け · 更新:2026年9月8日

Unityからアバターをアップロードした経験がある方を対象にしています。初回は1〜5を順に読み、導入後は必要な項目を目次から開いてください。図は操作対象を示す説明図で、Unity画面のスクリーンショットではありません。

1. アバターの直下へ、Prefabを1つ入れる

作業前にアバタープロジェクト全体をバックアップします。以降の変更は複製したプロジェクトで試してください。

  1. VRChat SDK - AvatarsとModular Avatarを用意します。Modular Avatarの導入方法(公式・日本語)
  2. 商品のTenCigDesktop_V63.unitypackageをUnityへ読み込みます。
  3. ProjectウィンドウでAssets/TenCigDesktopV63を開き、好みのTenCigDesktop_種類名.prefabを1つ選びます。
  4. Hierarchyウィンドウで、アバターの一番上のオブジェクトの子へドラッグします。HeadやHandボーンの下へ直接入れないでください。

種類はIRON・CLAW・RIFT・PAW・LUNA・BUN・LINE・ORBIT・AXISです。同時に入れるのは1つだけです。種類を変える場合は、取り付け済みの小物を外してから別のPrefabを入れます。

アバタールートの直下に、Armatureと並べてTenCigDesktop_IRONを置く。商品はArmature内のHeadやHandへ直接入れない。
配置例:IRONの場合。アバタールートの名前は、使用するアバターによって異なります。

メニューとアニメーターはModular Avatarが追加します。アバター側のFXやExpressions Menuを、商品データへ手動で置き換える必要はありません。

検証環境:Unity 2022.3.22f1 / SDK - Avatars 3.10.4 / Modular Avatar 1.18.7 / NDMF 1.14.8。最新版への対応保証ではありません。Android・Quest単体とVRコントローラー操作は対象外です。

2. Mountの内側にある目印を選ぶ

位置を決める目印を「アンカー」と呼びます。Hierarchyで商品Prefabを展開し、下図の青い名前のオブジェクトを選んでください。名前にV46とありますが、V63にも使われている正しい名前です。

Mount_RightHandのV46BundleHandは右手タバコ、Mount_LeftHandのV46LighterHandは左手ライター。Mount_HeadのV46BundleMouthは口タバコ、V46MouthExhaleOriginは吐く煙。Mount_HipsのV46BundleWaistは腰タバコ、V46LighterWaistは腰ライター。
灰色のMountは残し、青色の子オブジェクトを調整します。図には調整に必要な項目だけを載せています。

3. 位置と回転を、1か所ずつ合わせる

Unityの再生を停止し、Hierarchy内のアンカーを選びます。Project内のPrefabアセットや、ビルドによって生成されたアバターは編集しません。

  1. InspectorのTransformにあるPosition(位置)とRotation(回転)の現在値を、メモやスクリーンショットで残します。
  2. まずPositionの1軸だけを少し変えます。向きが合わない場合はRotationも1軸ずつ変えます。Scale(大きさ)はこの位置合わせでは変更しません。
  3. シーンを保存し、SDKのBuild & Testでローカルテスト用アバターを作ります。変更前から開いていたアバターではなく、最新のテスト結果で該当の持ち方を確認します。
  4. ずれが残る場合はUnityへ戻り、同じアンカーを再調整してテストします。一度に複数の場所を変えると、原因を追いにくくなります。

Positionは親オブジェクトを基準にした座標です。X・Y・Zのどちらへ動かすとアバターの前・上・横へ動くかは、ボーンの向きによって変わります。全アバター共通の数値はありません。編集前のUnity上の見た目だけで判断せず、組み込み後の状態を確認してください。Transformの説明(Unity公式・英語)

右手のタバコと、左手のライター

右手に持ったタバコがずれる
Mount_RightHand/V46BundleHandタバコを手に取った状態で、束の根元が手に収まるよう位置を合わせます。束の向きも確認します。
左手のライターがずれる
Mount_LeftHand/V46LighterHandライターを手に取った状態で、胴体が手に収まるよう合わせます。蓋を開けたとき、指や手に大きくめり込まないかも確認してください。

口のタバコと、吐く煙は別々に合わせる

口に置いたタバコがずれる
Mount_Head/V46BundleMouthメニューから口へ移した状態で、束の根元と口元の位置・向きを合わせます。
吐く煙が口以外から出る
Mount_Head/V46MouthExhaleOrigin煙の発生位置を口元に合わせ、「吐く」を操作して方向を確認します。タバコ側を動かしただけでは、この位置は調整できません。

腰へ戻したときの位置を合わせる

腰のタバコ束
Mount_Hips/V46BundleWaist腰にある状態で、体や衣装へのめり込みを確認します。
腰のライター
Mount_Hips/V46LighterWaistライターをしまった状態で位置・向きを確認します。ケースそのものの位置は、次の節で調整します。

この6つは目印です。目印そのものに表示用のメッシュがなくても異常ではありません。オブジェクト名や階層は変えず、商品内のAnimationClipを位置合わせのために編集しないでください。

4. ケースだけは、制約のオフセットを変える

ケースは、腰への追従を設定するParent Constraintで動きます。アンカーのTransformを変える方法とは異なります。

  1. 商品内のTenCig/Accessories/Pack_ROOT.001を選びます。
  2. InspectorでParent Constraintを開きます。Sourcesの参照先がMount_Hipsであることを確認し、参照先とWeightは変更しません。
  3. 現在のオフセット値を記録します。必要に応じてConstraint Settingsを展開し、Position Offsetで位置、Rotation Offsetで向きを少しずつ調整します。
  4. 保存後にローカルテストを作り直し、立ち姿と移動中の腰への追従を確認します。
ケースのPack_ROOT.001にあるParent ConstraintではPosition Offsetで位置、Rotation Offsetで向きを調整する。SourcesのMount_Hips、Weight、Is Active、Lockは保持する。
ケース位置の調整先を示す説明図。Inspectorの配置を再現した画像ではありません。

制約は削除せず、Is ActiveとLockは元の状態を保ちます。Zeroはオフセットをリセットするため押さないでください。想定外の位置へ動いたらUndoで戻し、記録した値と比較します。Parent Constraintの各項目(Unity公式・英語)

5. 持ち替えと煙を、順番に確認する

ローカルテストで「タバコ一式を表示」をONにし、「10本タバコ」メニューを開きます。各操作の間で、物の位置と向きを確認してください。

  1. タバコをケースから手に取る。右手に束が収まるか確認。
  2. 左手にライターを持ち、「点火/消火」をON。腕の自動動作がONなら点火動作の終了まで待ち、タバコの煙と赤熱を確認。自動動作がOFFなら火を先端へ接触させます。
  3. ライターを消してしまい、タバコを口へ移す。口元の位置と、手から口への切り替えを確認。
  4. 「吸う」と「吐く」をそれぞれ操作する。「吸う」を離すだけでは自動的に吐きません。吐く煙の出発点と向きを確認。
  5. 灰落とし、腰への持ち替え、廃棄を確認。捨てたタバコは30秒間残る設定です。

最後に、普段使う表情・手の形・立ち姿・座り姿で確認します。他プレイヤーからの表示と同期は、別途相手側から確認する必要があります。ローカルテストだけで同期確認済みとは扱わないでください。

動かない・ずれるときの確認先

アンカーを変えても、位置が変わらない
Mount自体や表示メッシュを選んでいないか確認します。Unityの再生中に編集していないか、保存後にローカルテストを作り直したかも確認してください。
メニューが出ない
商品Prefabがアバタールートの直下に1つだけ入っているか、Modular Avatarが導入されているかを確認します。Consoleに赤いエラーが出ている場合は、アップロードを進めず最初のエラーから確認してください。
口のタバコは合うのに、吐く煙がずれる
V46MouthExhaleOriginを別に調整します。煙の粒子設定を変える前に、発生位置と向きを確認してください。
他の人から見えない
相手側のアバター表示設定やコンテンツ警告のフィルターを確認します。表示制限と同期不良は別の原因です。

解決しない場合は、テキストテンポのBOOTHショップのメッセージからご連絡ください。商品名、アバター名、Unity・SDK・Modular Avatarの版、再現する操作、Consoleの最初のエラーを添えてください。アバターの購入データやプロジェクト一式、認証情報は送らないでください。受付期間と対応範囲は同梱のLICENSE_JA.mdに従います。

用語と、補足の公式リンク

Prefab
アバターへ追加する小物一式のデータ。
Hierarchy / Inspector
Hierarchyはシーン内のオブジェクト一覧、Inspectorは選択したオブジェクトの設定欄。
アンカー / Transform
アンカーは配置先を決める目印。Transformは位置・回転・大きさの設定。
Bone Proxy / Parent Constraint
Bone Proxyはビルド時に指定ボーンの下へ配置する設定。Parent Constraintは参照先の動きに追従する制約です。

公式リンクは仕組みを調べるための補足です。本商品の位置調整は、このページの対象名と手順に従ってください。